25 Apr. - 5 Jul. 2020

MUSEUM OF MODERN CERAMIC ART, GIFU

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25 Apr. - 5 Jul. 2020 MUSEUM OF MODERN CERAMIC ART, GIFU

18 Jul. - 6 Sep. 2020 KURUME CITY ART MUSEUM

2020 Autumn NIIGATA

「フィンランドフェア in museum」は、展覧会の最後の展示室を出たところで開催中です

どなたでも入場できます。フィンランドフェア in museumにようこそ!(終了)

9月7日、伊丹市立美術館「ルート・ブリュック 蝶の軌跡」展が開幕し、連日たくさんのお客様にご来場いただいています。ゆったり、じっくり、ブリュックの作品をご覧いただいた後の、もうひとつの美術館のお楽しみは、ミュージアムショップでのお土産探しではないでしょうか。

せっかくなら展覧会のオリジナルグッズだけでなく、メイド・イン・フィンランドのプロダクトも取り揃えて、ブリュックの母国フィンランドの雰囲気も味わっていただきたい!というわけで今回、伊丹市立美術館からの試みとして、ミュージアムショップで「フィンランドフェア in museum」を開催しています。

関西エリアを中心に、長くメイド・イン・フィンランドのプロダクトを取り扱ってきた気鋭のショップが出店。それぞれ独自の目利きとネットワークで仕入れた、今のリアルなフィンランドのエッセンスが詰まった品ぞろえとなっています。

今の、本物の、フィンランドが集合

いくつか注目商品をご紹介しましょう。

まず、神戸を拠点とするデフ・カンパニーからは、フィンランドを代表するテキスタイルブランド「ヨハンナ・グリクセン」。ブランドのアイデンティティである独特の織柄は、北欧の伝統的なテキスタイルを再解釈した普遍的なデザイン。二重織りのテキスタイルでつくられたバッグや小物は丈夫で使いやすく、ヨーロッパで愛されています。

デフ・カンパニーが紹介する「ヨハンナ・グリクセン」

大阪を拠点に20年以上にわたって北欧の家具や生活雑貨を扱ってきたディエチによる、フィンランドデザインをぎゅっと詰め込んだトランクショー。デザインユニット「カンパニー」によるキュートなマトリョーシカ、フィンランド人作家が丁寧に編みあげた白樺のバスケット、本国で人気のクラフトティーなど、現代フィンランドで定評のある手仕事を紹介。

ディエチが紹介する、フィンランドデザインの数々

ブリュック・ファミリーの特別なプロダクト

長らく京都を拠点にフィンランド雑貨やアンティークを展開してきたマイセマは、ブリュックの家族の協力を得て、スペシャルな商品を展開します。オススメは、ローゼンタール社の「ウィンタライゼ」シリーズ。夫タピオ・ヴィルカラがデザインしたカップ&ソーサーに、ブリュックが冬の旅をテーマにしたグラフィックをプリント。現在は生産されておらず、一点ものの貴重なアンティークです。

マイセマがセレクトしたテーブルウェア。夫タピオ・ヴィルカラがデザインしたプロダクトも充実

長女マーリア・ヴィルカラが5歳の時に描いたドローイング「エンジェル」(母ブリュックがデザインを提供した壁紙メーカーから、1950年代に壁紙として販売されました)をプリントした日傘(売り切れ)や手ぬぐいも数量限定で登場。ピュアな筆致はみんなを笑顔にしてくれます。

ブリュックの長女マーリア・ヴィルカラが5歳の時に描いたドローイングをモチーフにしたテキスタイル小物

「かもめ食堂」でおなじみのケトルも!

展覧会オリジナルグッズのプロデュースを手がけるビオトープからは、ユニークなシロクマのプラスチック貯金箱が登場。フィンランドの銀行が70年代にノベルティとして子どもたちにプレゼントしていたという、カギ付きの貯金箱がモチーフで、当時の工場に再生産してもらっているもの。毎年マフラーの色が変わるそうですが、今年はフィンランドカラーの青と白。机に置いておくだけでもほっこり。

1970年代のフィンランドの銀行のノベルティとして子どもたちに贈られたシロクマの貯金箱

こちらはフィンランドの家庭によくあるタイプのステンレスケトル「Mari」。映画「かもめ食堂」で小林聡美さん演じるサチエが、コーヒーを淹れるために使用していたものと同じです。2人分のお湯を沸かせるSサイズはかわいらしい存在感。IH対応とのこと。

映画「かもめ食堂」でも使われていたケトルは、本国でもポピュラーなプロダクト

フィンランドフェア in museumは、いつでもどなたでも入場可能

ほかにも選りすぐりのメイド・イン・フィンランドがいっぱい。これだけの商品が一箇所に集まることはそうありませんので、とても貴重な機会です。ぜひごゆっくりご覧いただき、お買い物をお楽しみください。また、フィンランドフェア in museumのみでしたら、どなたでも入場できますので、後日何度でもいらしていただくこともできます。

ショップ空間は「モクタンカン」

フィンランドフェア in museumの会場は、アラキ+ササキアーキテクツがプロデュースしている「モクタンカン」で作られています。「モクタンカン」とは、工事現場などの足場として広く普及している「単管システム」の金属パイプを、国産材トドマツの丸棒に置き換えたもの。拡張性の高い単管システムとクランプ(留め具)を使うことで、空間に合わせて簡単に好きな形に組み立てられるのが特徴です。住空間だけでなく、ショップやカフェ、イベントの公共空間などでも採用されています。

今回のフィンランドフェア in museumでは、本展覧会の会場デザインを担当している齋藤名穂さん(UNI DESIGN)がフィンランドの森をイメージして、ひし形のテーブルを中心としたショップ空間をデザイン。モクタンカンのレンタル用パーツを採用して、構成しました。ほんのり漂う木の香りや手触りと共に、ショッピングの時間をお楽しみください。

モクタンカン http://moktankan.com/

本展の「モクタンカン・ガールズ」。右:齋藤さん(UNI DESIGN)左:岡さん(アラキ+ササキアーキテクツ)(右)

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