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マーリア・ヴィルカラ《心のモザイク》2016年  Photo: Timo Torikka

特別展示「心のモザイク――ルート・ブリュック、旅のかけら」

「ルート・ブリュック 蝶の軌跡」展では、ブリュックの長女で現代アーティスト、マーリア・ヴィルカラさんによるインスタレーション《心のモザイク――ルート・ブリュック、旅のかけら》を特別展示します。

ヴィルカラさんは、2016年に行われたルート・ブリュックの生誕100周年記念展(エスポー近代美術館)に寄せて《心のモザイク》を制作しました。母ブリュックが残した膨大なタイルが収められている箱を開き、タイルのピースをひとつひとつ分析しながら数十メートルにわたって並べました。そしてそれは意図せず、ブリュックの人生と仕事を時系列で追いかけていくことになりました。まるで、ブリュックの旅のかけらを集めていくかのように。

「私は、母ルートが遺したもの、つまり無限の可能性、無限の自由のなかにある必然を視覚化したいと考えました。母が芸術家として歩んだ道のりは、本当に特別なものでした。物語的なイメージから抽象へ、とても小さなスケールから建築的空間へ、色彩からモノクロームへ。そして最終的には、彼女にとって光と影だけが意味をもちました。そう、《心のモザイク》は、言葉のない年譜なのです」

《心のモザイク――ルート・ブリュック、旅のかけら》は、《心のモザイク》の日本バージョンです。日本バージョンでは、タイルを並べる台座として、ヴィルカラさんは日本で古くから収納として用いられてきた茶箱を使います。

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