THE NIIGATA BANDAIJIMA ART MUSEUM

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THE NIIGATA BANDAIJIMA ART MUSEUM

「蝶たち」1957年

蝶は、ブリュックにとって大切なモチーフでした。

1957年、ブリュックは独自の成型技法を用いて、「蝶」の陶板をたくさんつくりました。蝶は、ブリュックにとって大切なモチーフ。昆虫、特に蝶や蛾の研究者であった父フェリクスとの思い出の象徴であり、50年代のフィンランドにおいて蝶は戦後の自由のシンボルでもありました。描かれている蝶は、実在の種をベースに、ブリュックの想像力を加えたオリジナルのもの。展覧会の会場では、壁一面にはばたく蝶の群れを楽しんでいただくことができます。

Rut Bryk, “Butterflies”, 1957, TWRB Foundation / EMMA
© KUVASTO, Helsinki & JASPAR, Tokyo, 2018 C2396
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