ビジュアルブック「はじめまして、ルート・ブリュック」
05. DEC 2018
「たとえるなら、詩を、建築的に、絵画にした人」(皆川 明)
「その色は、たぐいまれなる品格を現している」(志村ふくみ)
2018年12月14日、フィンランドを代表するセラミック・アーティスト、ルート・ブリュックの作品とその魅力を紹介するビジュアルブックが発売されました。
1940年代からアラビア製陶所の専属アーティストとして、愛らしい陶板から公共建築の大型壁画まで、約50年にわたって多彩な作品を生み出してきたルート・ブリュック。代表的なセラミック作品約70点のほか、作品のインスピレーション源となったラップランドの写真を収め、さらに皆川明さんや志村ふくみさんといった、ブリュックに関心を寄せる日本のクリエイターたちが自由に印象を語ってくれました。
インタビュー&寄稿:
「蝶」皆川 明
「母と子」マーリア・ヴィルカラ
「響きあうもの」酒井駒子
「模様」鹿児島 睦
「色」志村ふくみ、志村洋子
「時」葛西 薫
「空間」成相 肇
「ルートとタピオ」前田 景/今村玲子
テーマが変わるごと、ページをめくるごとに新鮮な世界観が繰り広げられていく、まるでZINEを束ねたような本です。
2018年12月14日発売
「はじめまして、ルート・ブリュック」
ブックデザイン:前田景
定価2000円+税/A5判 208P
発行:ブルーシープ