この夏、日本全国の皆さまのもとへ。「蝶のはばたき」進行中
展覧会にお越しになれない皆さまへ
オンラインで、ルート・ブリュックのエッセンスをお届けします。
(10月31日更新)
現在、「ルート・ブリュック 蝶の軌跡」展は会期を変更して岐阜県現代陶芸美術館で開催中です(8月16日まで)。
一方、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、当初7月から予定されていた久留米会場での開催は中止となりました。本展の巡回を楽しみに待ってくださっていた久留米や福岡、九州の皆さまには心からお詫びを申し上げます。
もともと、「日本の方が知らなかったフィンランドの宝を伝えたい」とはじまったこの展覧会の企画。夏季には福岡–ヘルシンキの直行便が飛び、フィンランドファンの方も多い九州での開催は、本展企画者として大きな願いでもありました。
中止になったからそれで終わり、ではあまりにも悲しい。
本展を楽しみにお待ちくださっていた皆さまに申し訳がない。
作品の実物をご覧いただくことは叶わなくても、なにか、少しでもブリュック展のエッセンスをお届けしたい。
そして、このセラミック・アーティストのたぐいまれな感性や、フィンランドの息づかいを分かちあいたい!
というわけで、さまざまな理由で、展覧会にお越しになることができない皆さまに向けて、ウェブ上でブリュックをお届けする企画をはじめることにしました。
題して、「蝶のはばたき」プロジェクト。
この夏、自由と変容のシンボルである蝶となったブリュックが、さまざまな形で日本全国の皆さまのもとへ飛んでゆきます。
展覧会関連プロジェクト「蝶のはばたき」
①映像「鹿児島睦さんと一緒にブリュック展を見よう!」
オンライン公開中
福岡拠点の人気陶芸家・鹿児島睦さんが「ルート・ブリュック 蝶の軌跡」展(岐阜県現代陶芸美術館)を鑑賞。自由に印象や感想を語りながら、主な作品をチェック。そのようすを30分ほどの映像にしました。鹿児島さんと一緒に展覧会をお楽しみください。
②ドキュメンタリー映像「ルート・ブリュック タッチ・オブ・ア・バタフライ」
オンライン公開中
本展の企画を担うフィンランド・エスポー近代美術館が、日本巡回展のために制作したドキュメンタリー映像。多数のご要望にお応えし、日本語字幕付きフルバージョン(約50分)をオンラインで公開しています。これを見れば、ルート・ブリュックの人生や作品についてまる分かりです!
③久留米市美術館で、展覧会公式図録(特典付き)を限定販売
販売中
久留米市美術館のミュージアムショップにて、同館ミュージアムショップだけの購入特典(展覧会オリジナルポストカード)がついた展覧会公式図録を限定200冊販売しています。