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デザインミュージアムアラビア

フィンランドで見られるブリュック作品:デザインミュージアムアラビア

フィンランドで見られるルート・ブリュック作品を紹介するコラムです。

ヘルシンキの中心部からトラムで約20分のところにあるデザインミュージアムアラビアを訪れます。場所は、1873年にアラビアランタ地区に設立されたアラビア製陶所の工場跡地(現:イッタラ&アラビア デザインセンター)の9階。ミュージアムは2016年11月に全面的にリニューアルされ、シンプルですっきりとした空間のなかで、アラビアのセラミックとイッタラのガラスを中心に、両社の歴史における主だった作品を見ることができます。ブリュックの作品は一番奥。鏡張りの壁に、初期から後期までキャリアを代表する作品が掛けられています。

ミュージアムと同じフロアには、アラビアの美術部門(現:アラビア・アートデパートメント協会)があり、ブリュックらアーティストが使っていた工房がそのまま現代のアーティストたちに引き継がれています。通常は中に入ることはできないのですが、ガラス壁越しにブリュックによる後期の大型タイルレリーフを見ることができます。

アラビア・アートデパートメント協会に設置されているブリュックの作品「Lake」(1985年)。1987年から制作を手がける最後の作品「ICE FLOW」(1987−1991年)へと続く基本コンセプトが伺える。

1階のショップではアラビアとイッタラの製品や、アウトレット品を販売しています。ここでも、ブリュックが1950年代後半に手がけたヘキサゴンシリーズの作品を見ることができます。もともとブリュックが意図していたパーテーションとして実際に使われている、貴重な展示です。

 

 

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